川口市や蕨市で、もしもの時に備えて情報を収集しはじめると、浦和斎場の火葬料金を見て、驚かれる方は少なくありません。なぜなら、さいたま市民の火葬料金は7,000円と、公営の火葬場の中でも低い水準だからです。
その一方で、市外の方は56,000円と8倍の設定です。また式場は、故人様または喪主様がさいたま市内にお住まいの場合に限って利用できます。つまり浦和斎場は「誰にとって使える施設なのか」を正しく把握しておくことがポイントといえるでしょう。
この記事では、川口市・蕨市の葬儀社である中央福祉葬祭が以下について解説します。
- 浦和斎場の料金
- 利用条件
- 施設の特徴
- 川口市・蕨市の方が浦和斎場を使うべきケース
浦和斎場とは

浦和斎場の基本データをまとめました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営 | さいたま市(公営)。指定管理者による運営 |
| 所在地 | 〒338-0825 埼玉県さいたま市桜区大字下大久保1523番地1 |
| どのような斎場か | 火葬場と式場(葬祭場)を併設する総合斎場 |
| 利用時間 | 火葬は9:00から16:00まで1時間ごとに、1日8回行われています。※令和8年(2026年)4月1日より、需要増加に対応するため「16時の枠」が通年で追加されました。 |
| アクセス | 最寄りはJR埼京線「南与野駅」方面。駅からは距離があるため車の利用が便利です |
| 予約 | 葬儀の手配は市では行わないため、民間の葬儀社を通じての利用が一般的(さいたま市公式) |
火葬料金|市民7,000円・市外56,000円

浦和斎場の火葬料金について解説します。
| 区分 | 市内居住者 | 市外居住者 |
|---|---|---|
| 大人(12歳以上) | 7,000円 | 56,000円 |
| 12歳未満 | 3,500円 | 28,000円 |
| 死産児 | 1,500円 | 11,000円 |
| 改葬 | 市内1kgあたり750円 | 市外1kgあたり6,000円 |
| 身体の一部等 | 市内1kgあたり780円 | 市外1kgあたり6,280円 |
市民料金の適用条件
さいたま市公式の案内では、市内・市外の区分は「故人様の住所」によると記載されています。したがって、故人様が市内に住んでいらっしゃった場合は火葬料金7,000円。故人様が市外に住んでいらっしゃった場合は56,000円です。
喪主様の住所がさいたま市であっても、火葬料金は市内居住者料金になりません(火葬料金は故人様の住所で決まるためです)。ただし待合室は、利用者または故人様のどちらかが市内にお住まいであれば、市内居住者料金(1時間あたり1,640円、市外は3,280円)になります。
詳細については浦和斎場公式ホームページを参照してください。
減免制度
また、さいたま市に住所があり生活保護を受給されている方のほか、障害者手帳をお持ちの喪主様などが、減免の対象となる場合があります。令和8年4月1日から対象が広がっているため、詳しくは浦和斎場(電話048-855-6246)へお問い合わせください。
式場(葬祭場)の利用条件と設備

浦和斎場の葬儀式場を利用する際の、条件と設備について説明します。
葬儀式場は「市民のみ」利用可
浦和斎場の葬儀式場は、故人様もしくは喪主様がさいたま市民の方のみが利用できます。市外の方は火葬場のみ利用可能です。式場は3室(100席までの大式場と、75席までの式場2室)がいずれも1階にあり、各式場に会食スペースであるお清め所(椅子70席)が併設されています。
公営のため、葬儀式場の使用料が1時間あたり3,660円(祭壇は別途1時間あたり400円) と、民間の式場に比べて抑えられています。正確な利用料金については、浦和斎場公式ホームページでご確認ください。
待合室・通夜室
待合室は10室(48名まで座れる和室と、36席の洋室)あり、家族単位で利用可能です。ご遺族様用の通夜室も設けられており、夜間も滞在できます。
川口市・蕨市の方が浦和斎場を使うべきケース

川口市・蕨市の方が浦和斎場を選ぶのは、参列されるご親族がさいたま市方面に多い場合に限られます。ただし市外料金56,000円となるため、めぐりの森(川口市民30,000円)・戸田葬祭場との総額比較が前提です。
それ以外の場合は、川口市民はめぐりの森(市民料金30,000円)、蕨市民は、市民葬(自治体が登録した葬儀社と定めた、費用が一定の葬儀)の登録葬儀社を通じて戸田葬祭場(火葬代72,000円・非課税)を利用する流れが基本です。
地域の火葬場の全体比較は、関連記事「蕨市に火葬場はある?市民が使える近隣の火葬場4つと料金・選び方を解説」、「川口市の葬儀場・斎場一覧|公営と民営の違い、家族葬に適した式場について」の各記事をご覧ください。
浦和斎場ご利用の流れ

浦和斎場ご利用の流れを、時系列で解説します。
- 葬儀社へ依頼
浦和斎場は葬儀の施行・柩(ひつぎ)の用意・搬送を行わないため、葬儀社経由の利用が一般的です。
- 葬儀社が火葬(および式場)の予約を手配
- 市民の方: 式場で通夜・告別式→併設の火葬場で火葬
市外の方: 火葬場のみ利用
- 収骨(お骨を骨壺に納めること)→解散
浦和斎場について、よくある質問

浦和斎場をご利用になる際に、川口市・蕨市の方からよくいただくご質問をまとめました。
Q1. 市外の者ですが、浦和斎場の式場で葬儀はできますか?
A. 葬儀式場は、故人様もしくは喪主様が市民の方のみの利用となっています。市外の方は火葬場のみ利用可能です。したがって、葬儀式は市内(川口・蕨)の式場で行い、火葬のみ浦和斎場という組み合わせは可能です。
Q2. 浦和斎場の火葬料が7,000円と安いのはなぜですか?
A.さいたま市が税金で運営する公営施設で、市民の方の負担を抑えるために市民料金が低く設定されているためです。市外の方の料金は、市民料金より高く設定されています。
Q3. 骨壺(骨容器)は用意されていますか?
A. 骨壺は別途費用となります。骨壺の値段については、素材やサイズ・デザインによって幅があります(1,000円台〜100,000円以上)。当社で骨壺をご用意することも、ご自身でお選びになった骨壺をお持ち込みいただくことも可能です。手配の際にご案内いたします。
Q4. 予約や空き状況は自分で確認できますか?
A. ご利用は葬儀社経由が一般的で、さいたま市も葬儀社を介した利用を案内しています(市は葬儀社の紹介を行いません)。当社にご連絡いただければ、空き状況の確認から手配まで、まとめて対応いたします。
まとめ|川口市や蕨市にお住まいの方が浦和斎場を利用する機会はかなり限定的
浦和斎場の料金や利用条件について、川口市や蕨市にお住まいの方に向けて解説しました。本記事の重要なポイントは以下の通りです。
- さいたま市民には非常に恩恵が大きい:故人様がさいたま市在住だった場合、火葬料7,000円。式場も安価で利用可能(故人様または喪主様が市民の場合)。
- 故人様も喪主様も市外にお住まいの場合は、火葬場のみの利用となり、式場は使えません。火葬料金は56,000円の市外料金です。
- 市外の方が選ぶべきケースは限定的:参列するご親族がさいたま市方面に多い場合などに限られる。「めぐりの森」や「戸田葬祭場」との比較検討が必要です。
- 手配や予約は葬儀社経由が必須:個人での直接予約はできないため、まずは当社へご相談ください。
浦和斎場は公営ならではの費用負担の軽さと設備の充実度が魅力です。ただし、そのメリットを最大限に活かせるのは「さいたま市民」であることが前提となります。
川口市・蕨市にお住まいの方にとっては、費用面や移動の負担などを考慮すると、地元の斎場を選んだほうがご満足いただけるケースは多いでしょう。
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